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居合道とは?
私たちの活動はこんな感じです
居合道とは、日本刀を用いた日本独自の伝統武道です。
約450年前、奥州の人、林崎甚助重信が、抜刀の術に神妙を得て自ら「林崎流」、または「夢想流」を名乗ったのが始まりとされています。
刀を抜いて相手と向かい合い仕合うことを「立合」といい、これに対し刀を鞘から抜く前、つまり「居合わせた」状態から敵に対し、抜刀によ勝敗を決することを「居合」といいます。
今日に受け継がれている居合は「居合」と「立合」の両方の要素が含まれたものになっています。
国士舘大学は、全国学生居合道連盟加盟校の中で「田宮神剣流(田宮流)」を修練している唯一の大学です。
田宮流とは、居合道の始祖である林崎甚助重信の高弟であった田宮平兵衛業正を流祖とする流派です。
田宮流には「田宮三流」と呼ばれる『古田宮』『紀州田宮流』『新田宮流』があり、現在の田宮流は、『紀州田宮流』が伊予西条藩に伝わり、『田宮神剣流』として大成したもので、業(わざ)は表之巻十一本、中伝十一本、虎乱の巻十四本から成っています。
近年では、窪田派田宮流の太刀態(木刀を用いて互いに打ち合う)も稽古に取り入れています。
居合道の試合では、二人~数人で決められた本数の技を演武し、その正確さ、美しさ、力強さなどを、三人の審判が総合的に評価し、勝敗を決します。学生居合道連盟が主催する大会では、各大学対抗の団体戦も行われています。
居合道の試合が他の武道と大きく異なっているのは、性別で試合区分が区別されておらず、男女が同じ条件のもとで試合を行うことです。
とはいえ、体が大きく力強い男子が有利とも言えず、女性特有のしなやかさや繊細さが高く評価されることもあります。
自らの特性は伸ばし、足りないものは可能な限り補い、男女の別によらない、総合的に練度の高い居合を習得することが重要です。
居合道について
田宮流について
試合について
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